研究生(予備生)を経ずに、学部生または大学院生になるには、一般入試で合格してください。
本研究室の研究生を申し込む場合、以下の要件を満たす必要があります。
- 外国の教育機関で受けた教育の期間が16年以上。
- 日本語能力試験(JLPT)でN2以上の成績。(JLPTについて >>> )
本学の大学院試験は、他の大学と違い、複数の外部資格を必須としていることに注意してほしい。院生試験に筆記試験を実施しない代わりに、以下の三つの資格試験の成績が出願時に必要です。
- 情報資格試験:ITパスポート(素点換算)または基本情報技術者試験(満点換算)(IPAについて >>> )
- 統計検定試験:2級(素点換算)または準1級(満点換算)(JSSCについて >>> )
- 英語資格試験:TOEIC( >>> )またはTOEFL-iBT( >>> )(いずれも素点換算)
上記3試験をあらかじめ受験せずに10月研究生入学、翌年4月に院生入学(院試12月)の半年計画は技術的に不可能です。4月研究生入学、翌年4月に院生入学の1年計画の場合でも、3試験の受験スケジュールを合理的に立てて準備する必要があります。なお、情報資格試験と統計検定試験の難易度に関して、下記の過去問集で確認してください。ITパスポートと統計検定2級の過去問を確実に6割以上解答できるのが最低ラインです。
参考情報:
- 滋賀大学データサイエンス研究科 博士前期課程入試情報 >>>
- 滋賀大学データサイエンス研究科HP >>>
- 過去問集:基本情報技術者(FE)>>>
- 過去問集:ITパスポート >>>
- 過去問集:統計検定各級 >>>
英語のTOEIC・TOEFL試験は世界共通のもののため、ことさら説明しません。
情報と統計の資格試験は決して簡単なものではありません。相当に努力する必要があります。
一方、これら資格を取得すれば、就職活動で大きい恩恵を受けることになります。基本情報技術者試験の合格平均年齢は、25歳です。つまり、22歳卒業の学部生、24歳卒業の修士生、この資格を取得した人は、わずかです。それだけ自らの能力を証明してくれるものなので、頑張って取りましょう。
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